
こんにちは!16タイプ・パーソナルカラーアナリスト®の長尾です。
パーソナルカラーもすっかり世間に浸透し、SNSや雑誌、動画コンテンツで、「イエベ(イエローベース)」「ブルベ(ブルーベース)」という言葉をよく見かけるようになりました。
でも、もしかしたら、
「私は肌が黄色っぽいから、絶対にイエベだわ」
「私って日焼けしやすいからオータムかな?」
なんて思い込んで、メイクポーチの中身をオレンジのリップやベージュのシャドウだけで固めているという人もいるんじゃないでしょうか?
実は、診断現場で最も多く、そして根深いのが、この自分の肌の色(色相)による勘違いなんです。
今日は、16タイプ・パーソナルカラーアナリスト®の視点から、意外と知られていない「パーソナルカラーの本当の定義」について詳しくお話しします。
1. その自己診断、ちょっと待って!よくある「肌色」の誤解

「色白だからブルベ」「黄み肌だからイエベ」……。
ネットの簡易診断でよく見かけるこれらの基準ですが、実はパーソナルカラーの世界では必ずしも正解とは限りません。
パーソナルカラーは、あなたの肌そのものの色を分類するものではなく、あなたの顔立ちや個性を最も美しく、健康的に引き立ててくれる色のグループを指すからです。
「全体として調和して、魅力的に見える組み合わせ」を探し出すことこそが、パーソナルカラー診断の本質なのです。
2. 「ベース」とは、肌を輝かせる「光のフィルター」のこと

パーソナルカラーで言う「イエローベース」「ブルーベース」とは、その色が持っている「アンダートーン(色の成分)」を指します。
- イエローベース: 全ての色が黄みを含んだ温かみを感じさせる色のグループ。ひだまりのような、ほっこりとした輝きを与えます。
- ブルーベース: 全ての色が青みを含んだ涼しさを感じさせる色のグループ。スッキリと澄んだ印象を与えます。
これらが「似合う」というのは、ほうれい線といった「影(マイナス面)」を光で飛ばして目立たなくさせ、逆に頬の血色や瞳の輝きといった「魅力(プラス面)」を自然に強調してくれる状態を指します。
ベースとは単なる「肌の種類の名前」ではなく、「あなたの肌を最も綺麗にライトアップしてくれる、肌を輝かせるフィルター」のことなのです。
なので、「ブルーベースが似合う人」というのは、肌そのものの色がブルーベースというわけではなく、ブルーベースのカラーの方がより肌を輝かせるフィルター効果が高いということになります。
3. なぜ「黄み肌ブルベ」が存在するのか?
皆さんの中には、「黄み肌ブルベ」や「ピンク肌イエベ」という言葉を聞かれた方もおられるかもしれません。
これらは「肌表面の色」と「似合う色の属性」が必ずしも一致しないことを示す、もっとも分かりやすい例と言えます。
・「黄み肌ブルベ」のケース

※効果の違いがよく分かるように、イラストの肌の色は少しオーバーに表現しております。
もともと肌に黄色の色素をしっかり持っている方が、さらに黄みの強い色(イエベの色)を顔周りに持ってくると、色彩学でいう「同化現象」というものが起こります。
肌の黄みが過剰に強調されて、顔全体がどんよりと沈んだり、野暮ったく見えたりする「黄ぐすみ」状態に陥ってしまうのです。
ここに、あえて反対の性質を持つ青みの強いブルベの色を当てます。
すると、肌の黄色みが視覚的に打ち消され、驚くほどスッキリとした透明感が溢れ出します。
黄みを打ち消すことで白さを際立たせる、「引き算の美学」のような効果です。
・「色白肌イエベ」のケース

※効果の違いがよく分かるように、イラストの肌の色は少しオーバーに表現しております。
反対に、一見するとピンク味を帯びた色白肌であっても、ブルベの色を当てると血色感を引きすぎてしまい、顔色が青白く、血の気が引いたように青ざめて見えることがあります。
唇の色まで紫がかって見えたり、不健康で影のある、寂しげな印象を与えたりすることさえあります。
こうした方に温かみのあるイエベの色を合わせると、肌にふんわりとした多幸感のある血色が宿ります。
まるでお風呂上がりのような、イキイキとしたツヤと内側から湧き出すような健康的な輝きが生まれるのです。
これは、肌に足りない色を補う「プラスの調和」による効果です。
4. 正しいベースを知るメリット

自分にぴったりのベースが分かると、見た目に劇的な変化が現れます。
- 透明感が上がる: 肌のくすみやクマが目立たなくなり、パッと明るい印象に。
- 肌トラブルが隠れる: ニキビ跡や赤みがスッと落ち着いて見えます。
- 買い物の失敗がなくなる: 「流行っているけど似合わない」の理由が分かり、自信を持って服やコスメを選べます。
何より、「自分の肌が好きになれる」。
これが大きなメリットだと私は思っております!
5. 「自分だけの正解」を見つけるために

ネットのセルフチェックは便利ですが、自分の瞳の色や肌の質感を客観的に判断するのは、実はプロでも難しいもの。
鏡を見る際、私たちは無意識に「好み」や「思い込み」のフィルターをかけてしまうからです。
特に「黄み肌ブルベ」や「ピンク肌イエベ」のように、色素と似合う色が複雑に絡み合っている場合は、自己診断で迷子になりがちです。
もし、あなたが「自分に何が似合うのか、もう一歩深く知りたい」と感じているなら、ぜひカラー診断を体験してみてください。
カラードレープ(布)を当てた瞬間に、顔色が魔法のように変わる瞬間。
これまでの「思い込み」を脱ぎ捨てて、新しい自分に出会える素敵な体験になりますよ!
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